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ボブ|おかっぱのバリエーションについて

 
おかっぱは、一般的に前髪や両側を切り揃えても、髪が襟首より長くなるとおかっぱとしては扱われなくなる場合が多い。また、後髪が襟首辺りで切られている場合でも、均等に切り揃えられていなければ、おかっぱとは見なされない場合もある。
なお、サイドの前髪部分の髪を両頬に当たる位に伸ばして切り揃えただけで、後ろ髪は長い場合の髪型は、一般に「姫カット」、または「プリンセスカット」と呼ばれる。
長い黒髪が女性の美徳とされた平安時代の宮廷女性は、出家すると剃髪ではなく、肩に僅かに掛かる程度に髪を切り揃えていたが、このおかっぱのような髪型を尼削ぎという。
平安時代以後、「尼削ぎ」は「禿」(かむろ、かぶろ)等と呼ばれ大人の尼の髪型と区分されるようになる。おかっぱは禿になる前の幼女の髪型、禿はおかっぱを過ぎた少女の髪型として認識された。江戸時代頃になると「禿」は単に少女を指す言葉としても使われるようになり、遊女見習いの少女(実際は禿だけではなく、弁髪も多かった)の事も禿(かむろ)と呼ぶようになった。
ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の主人公アリスのモデルとして知られているアリス・プレザンス・リデルの幼少時の髪型もボブだった。
漫画家の永野のりこは、おかっぱ少女をヒロインとした作品を多数描いている。
いわゆる「都市伝説」や「学校の怪談」によく語られる『トイレの花子さん』は、おかっぱが典型的なヘアスタイルとなっている。
萌え属性として扱われる場合のおかっぱは、特に少女性や幼さを強調するものとして捉えられることがある。
日本では男性がこの髪型をすると軽い違和感や不思議キャラ的な印象があるため、一部のアーティストやお笑い芸人などの男性に見受けられる。漫画でも『ジョジョの奇妙な冒険』のブローノ・ブチャラティなどは、クールな美青年キャラながらこの髪型によって中性的で個性的なイメージを受ける。

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